RICOH THETA X
使用説明書

カメラの設定を確認・変更する

表示パネル上でカメラの状態を確認したり、各種設定ができます。

  1. カメラの撮影画面で下方向にスワイプして、カメラ設定画面を表示する
  2. 上下にスクロールして、項目を切り替える

設定項目について

(無線LAN機能):
タップすると、無線LAN機能のオン(青色)/オフ(灰色)が切り替わります。
(Bluetooth®機能):
タップすると、Bluetooth®機能のオン(青色)/オフ(灰色)が切り替わります。
(位置情報付与機能):
タップすると、位置情報付与機能のオン(青色)/オフ(灰色)が切り替わります。
オンにすると、撮影した画像に位置情報が付与されます。スマートフォン用基本アプリと接続しているときは、カメラで位置情報を取得できない場合でも、スマートフォンが取得した位置情報を画像に付与できます。

ご注意

  • 地理的または気象条件によっては、位置情報を取得できない場合や、位置情報の取得に時間がかかる場合があります。また、位置情報を取得する場合は屋内や地下、高い建物の近くや大きな木陰など、電波が遮断されたり反射したりする場所を避けて使用してください。
  • GPS衛星の位置は常に変化するため、位置情報を取得できなかったり、位置情報取得に時間がかかることがあります。
  • 携帯電話など、近くに同じ周波数帯の電波を発生する物や、高電圧線など磁気を発生する物がある場合、位置情報を取得できない場合があります。
  • 位置情報付与機能を長期間使用しなかったり、最後に位置情報を取得した場所から大きく距離が移動した場合は、位置情報の取得に時間がかかることがあります。
  • 病院や飛行機の離着陸時など、電子機器の使用を禁止されている場所では、必ず位置情報付与機能をオフにしてください。
  • お使いの国や地域によっては位置情報を収集することなどが規制されている場合があります。購入した国や地域のみで使用してください。
  • このカメラの位置情報付与機能は、個人で使用するデジタルカメラ用の機能として開発されたものです。航空機や車両、人などの航法装置、また測量用としての使用はできません。これらの用途で使用したことにより損害が発生した場合の保証はご容赦ください。
(タッチシャッター機能):
タップすると、タッチシャッター機能のオン(青色)/オフ(灰色)が切り替わります。
オンにすると撮影画面に枠が表示され、枠内をタップしてシャッターを切ることができます。
(消灯・消音モード):
タップすると消灯・消音モードに切り替わります。
カメラの表示パネルと各ランプを点灯させずに、シャッター音なども消した状態で撮影を行います。

メモ

  • 消灯・消音モードで使用しているときに、カメラの温度が上昇した場合は、 が表示されます。 が表示されているときは、消灯・消音モードは無効です。
(サイレントモード):
タップすると、サイレントモードのオン(青色)/オフ(灰色)が切り替わります。
オンにすると、シャッター音を消した状態で撮影できます。
ファームウェアアップデート:
ネットワーク経由でファームウェアをダウンロードし、アップデートできます。右側に青いが表示されているときは、新しいファームウェアへのアップデートが可能です。
スマートフォンやパソコンを使用しないでアップデートを行う場合は、インターネット接続されている無線ルーターとカメラをクライアントモードで接続する必要があります。
画面の明るさ:
表示パネルの明るさを設定できます。
[自動]:周囲の明るさに合わせて表示パネルの明るさを自動で調整します。
(手動):[自動]をオフにして、表示パネルの明るさを5つのレベルから選択します。
シャッター音量:
シャッター音量と警告音量を設定します。
クライアントモード:
無線ルーターとの接続・接続解除を行います。
Bluetooth設定:
リモートコントロールTR-1などのBluetooth®機器との接続・接続解除を行います。
周波数帯域:
アクセスポイントモードで使用する無線LANの周波数帯域を切り替えます。

メモ

  • 変更した周波数帯域は、次回無線LAN機能をオンにしたときから有効になります。
  • 周波数帯域を5GHzに設定した場合、カメラは室内のみで使用してください。
  • 周波数帯域を5GHzに設定した場合、カメラの電源をオンにしたとき、またはスリープモードから復帰したときに、無線LAN機能がオフになります。
パスワードリセット:
アクセスポイントモードで使用するパスワードを初期化します。
無線節電設定:
無線の節電設定を選択します。設定を変更したときは、カメラの再起動が必要です。
[速度優先]:画像の​転送速度が速くなります。
[節電優先]:連続​動作時間が長くなります。​
節電モード:
節電モードのオン/オフを選択します。
オンにした場合、カメラの操作がないまま約15秒経つと、節電モードに入り、バッテリーの消費を抑えます。節電モードは、表示パネルをタッチするかシャッターボタンを押すと解除されます。
USB接続時や無線LAN接続時は、節電モードに入りません。
スリープ:
スリープモードのオン/オフやスリープモードに入るまでの時間を設定します。
スリープモード中は、表示パネルと無線LAN機能がオフになります。スリープモードは、電源ボタンを短く押すと解除されます。

メモ

    以下の条件をすべて満たしている場合は、スリープモード中も無線LAN がオンになります。
  • ファームウェアバージョン2.40.0以降
  • RICOH360のクラウドとTHETA が連携済
  • 無線LANがオン
  • USBケーブルから給電中
オート電源オフ:
カメラの操作が一定時間ない場合に、自動的に電源をオフにするまでの時間を設定します。
ライブビュー設定:
ライブビューを設定します。
[低電力]:電力消費を抑えることができますが、ライブビューのフレームレートは遅くなります。
[高画質]:ライブビューのフレームレートが速くなり、滑らかに表示されます。
USB電源設定:
カメラのUSB端子に接続された外部デバイスに対して、電力を供給するかどうか設定します。
[自動]:外部デバイスに対して電力を供給するかどうかを自動で判定します。給電が必要なUSBアクセサリーを接続する場合に選択します。
[カメラの充電]:外部デバイスに対して電力を供給しません。
ライブストリーミング自動切替:
ライブストリーミング自動切替のオン/オフを選択します。
オンに設定すると、撮影画面でカメラとパソコンをUSBケーブルで接続したときにライブストリーミングモードに切り替わります。
日時設定:
カメラの日時情報を設定できます。
[自動]:スマートフォンなどネットワーク接続したデバイスの日時と自動で同期します。
(手動):[自動]をオフにして年月日、時刻、タイムゾーンを設定します。
日時の表示形式は、サムネイル表示に反映されます。

メモ

  • 日時設定は、カメラのバッテリーがなくなってからも、約2日間は維持されます。
言語/Language:
メニュー等の表示言語を設定します。
ファイル移動:
内蔵メモリーに保存されている静止画・動画すべてをメモリーカードに移動します。
初期化:内蔵メモリー:
内蔵メモリーに保存されている静止画・動画すべてを削除します。

ご注意

  • 削除されたファイルは復元できません。
初期化:カード:
メモリーカードをカメラで使えるように初期化します。カードに保存されている静止画・動画はすべて削除されます。
初期化できるメモリーカードは、microSDXCカード(64GB以上、UHS-I、ビデオスピードクラスV30)です。
exFAT形式でフォーマットされます。

ご注意

  • 削除されたファイルは復元できません。
設定リセット:
カメラ設定と撮影設定を初期化します。
接続情報リセット:
スマートフォンとの接続情報をすべて削除します。カメラを廃棄・譲渡する場合に、実行してください。
チュートリアル:
スマートフォン用基本アプリとの接続方法について、説明を見ることができます。
カメラ情報:
カメラのファームウェアバージョン、シリアル番号、IPアドレス、MACアドレスなどを確認できます。
ライセンス:
カメラで使用しているライセンス情報を確認できます。

メモ

  • プラグインのライセンス情報は、スマートフォン用基本アプリの[設定]→[カメラ設定]→[ライセンス]で表示される内容を参照してください。
認証表示:
カメラの認証情報を確認できます。